書く と 読む
どんどん日が過ぎていって、次から次へと書かなければならないものがあり、
でも書くことに集中できない、いろいろなことがあるという今日このごろです。
他の人はどうかは分かりませんが、
書くことに意識を向かわせると、読むことへの意識が休止状態のようになります。
今は、その状態で、そういう時には、本を読むスピードがぐんと落ちてしまいます。
息を吐いたり吸ったりするのと同じように、
言葉の出入りも同時にできないのかもしれません。
人と人とをつなぎ合わせていく中で、さまざまなプロジェクトを生み出して面白い社会をつくることを目指します。考えるところがあって、生活プロデュース工場をメッセージ工場という名に変更することにしました。
フィンランドに数日間、仕事の関係で行って来ました。
日中の気温が零度前後で、これは珍しく暖かい冬なのだそうです。
ラハティという街に滞在しましたが、
うっすら雪のつもる歩道を歩いている人の姿を多く見かけました。
なんだか、時間がゆったり流れているような気がしました。
また、テレビの番組が多くなく、バラエティ番組のようなものもほとんどなく、
朝の報道番組も淡々と事実を伝えるのみといった印象のもので、
コマーシャルなのか何なのか分からない番組も少ない感じでした。
あちこちにある公共の図書館の雰囲気の良い空間と
利用している人が多そうなのが、印象的でした。
寒さが厳しい地域ゆえに、
ひっそりとたたずむような生活が営まれているということもあるのかもしれませんが、
日本の生活環境とはことなる豊に感じられる時間が、そこにはありました。