2008年1月5日土曜日

富士山の見え方を演出する

修善寺のある建物の窓から美しい富士山を見ました。
家の窓からは、もっと大きく見えているはずなのに、
それよりも美しく見えました。

富士市というまちは、富士山が大きく見えるまちで、
富士を背景に新幹線が走る風景は、ほとんどがここから撮影されているという場所もあります。
http://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&ie=UTF8&ll=35.151012,138.720031&spn=0.003246,0.006137&z=17&om=1

でも、どこからでも美しい富士山が見えるかというと、残念ながらそうではなく、
富士市内からは、近いがゆえに、あまり美しくない富士山が多く見えてしまいます。
その一つは、電線です。
富士市内からは、見上げるとすぐに富士山がいたるところで見えますが、
その視界の中には、同時に見たくはないものまで入ってしまい、
かえって、もっと離れた場所から見える富士山の方が美しく見えたりします。

富士市内在住の建築家の伊達剛さん(http://www.geocities.jp/date_archi/)が、
富士山の姿を周りに見えるものを隠しつつ見るための「ついたて」をつくる
そういうプロジェクトを行ってみるのが面白いのではないかと話されていました。
修善寺の窓から見た富士山に感動しながら、
「ふじのついたて」プロジェクトをぜひ実現させたいという気にさせられました。

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