いまどきの「常識」
香山リカ 著 岩波新書969
お金、社会、メディア、政治など、少し考えてみればなるほどそのとおりだと思わされることがら、しかし、普段なにげなく生活してると、まったく無頓着に意識しないままになっている重要なことがらについて、明快に語られています。ハローワークにあった「自分らしい仕事を見つけよう!」という垂れ幕に怒りを覚え、「どんな仕事だっていいじゃないか」「とにかく何かやってみよう」というメッセージが掲げられる日がこないとダメだという主張などにも、強く共感を覚えました。
人と人とをつなぎ合わせていく中で、さまざまなプロジェクトを生み出して面白い社会をつくることを目指します。考えるところがあって、生活プロデュース工場をメッセージ工場という名に変更することにしました。
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