2007年7月2日月曜日

ヒトはなぜヒトをいじめるのか

正高信男 著  講談社ブルーバックスB-1556

人間以外の動物の世界では、いじめは存在しないそうです。
どうしていじめが起こるのかということについて、
実に冷静かつ的確に考察されています。
特に、傍観者の役割についての分析は、いじめがおこる確信を突いています。
社会のあり方や、子供中心主義の家庭のあり方についての問題提起もなされていて、
いじめについて考ようとする場合には、ぜひ読んでおきたい一冊です。

「一人力を養う。」ということに尽きる。と最後は締めくくられています。

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